トルヒーヨ

7月3日〜7月5日


普通、エクアドルから降りてくると数日でここまで降り、大抵ここで郊外インカ遺跡ツアーとしゃれ込む。

が、私の場合ここまでで9日を費やした。
ボリビアビザ有効期限まで残るはわずか17日。
この期間でクスコやマチュピチュ、ナスカを観光しつつボリビアに抜けなければビザは取り直しとなるのだ。
のんびりしたいけど、そんな余裕はなかったというか、素直に取り直せばよかったんだよと今思えば思わなくも無い。


ここは砂に埋もれた遺跡近郊の町として有名な町。
それがトルヒーヨ。

本家カスティージョ読みだとトルヒージョになるが、現地ではトルヒーヨとしか聞いたことが無いのでこれで通す。



ここまで降りてくると、辺り一面全て砂漠となる。
まるで火星にでも下りてきたような雰囲気だ。



そんな砂漠の真ん中に遺跡がある。
トルヒーヨは普通のどこにでもあるコロニアル調な町だが、郊外に出れば比較的綺麗に残った遺跡がある。
皆、砂に埋もれたのだ・・・



色は全てオリジナル。
砂に埋もれていたせいでかなり綺麗に残っている。
これは月のワカの遺跡の内部。
12世紀当時の色が見れるのはすばらしい事である。



この遺跡、何回も何回も回収を重ねた結果、上に行くほど新しいものが出てくる。
で、時代が新しくなると作りもいい加減になってくるらしい。
これもそんなものの一部だ・・・



現在発掘中のもの。
かなり鮮やかである。



ガイドさんと遺跡
結構でかいのだ。



一風変わってこちらはチャンチャン遺跡。
砂に埋もれた廃墟の町だ。
泥壁が綺麗に残ってるのは砂に埋もれてた結果だろう。
中央アジアのものより綺麗に残っている。



でかい町だったんだなあと思わされる。
これで貨幣経済ではなかったのだから驚きであり、車輪も金属器も無くてもここまでのものは
人間やろうと思えばできるもんなのだ。







そんな遺跡でも、暇そうにしてるのは警備員なのは世界共通である。
ふと思うのだが、世界の著名遺跡の警備員を集めて愚痴を吐かせたらどうなるだろう。

異口同音に同じ台詞が出るのは間違いないと思う。



ツアー最後のワンチャコの海岸。
ヨシで編まれたカヌーが立てかけてある。



というわけで、観光も終わり、また火星の大地を走って首都のリマを目指す。
おばちゃんが「リマは危ないのよ〜」と言ってたが、果たして大丈夫なのだろうか・・・


というわけで、リマで一枚も写真とってません。
現に、タクシー使ったとき、「伏せろ!」と言われた箇所を通過したことはあります。
そういう所に行けば未だリマは危ないのである。

天野博物館で日本語でペルーのインカ遺跡の解説を受けるが、
文字が無いので刺繍で分類したとのこと。
文字がないと不便なんだよなあと思う反面、文字・車輪・鉄器は偶然の発想の産物であり、
人が多数集まるところでなければそうそうできるものではないということか。

こんな思考ができるのも慣れしたんだ日本語の解説だからであり、この時ほど日本語の解説を有難く思った瞬間は無い。


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