パナマ運河


4月16日〜4月27日


中米最南端。
ここさえ通過すればそこは南米。

だが。
道が無い。
ダリエン地峡。

世界でもっとも過酷な国境。

コロンビア〜パナマ間は、北米から南米まで続く道、パンアメリカーナが中断している唯一の国境。
この間はジャングルで本当に道が無いのだ。

通過できないことは無い。
だがリスクが非常に高い。

何故ならそこはゲリラとマフィアの巣。
ジャングルをガイドを雇い掻き分け、運が良いとコロンビア側に通過できる。

だから、ほとんどの人はパナマシティからコロンビアのカルタヘナに飛ぶ。
もしくは、パナマ第二の都市でありかつクライムシティなコロンからカリブ海経由で海路でカルタヘナへ向かう。

けど実はもう一つ。

パナマは国境傍の町、プエルト・ポルベニールまで飛び、(この間も道が無い。湿地帯が多いので道が作れないのである)
そこから海路を陸伝いでコロンビアのTurbo(トゥルボと読む)へ行くのだがこれもリスキーなルートである。
私はこのルートを使おうとしたが飛行機が一週間後と言われてパスしてしまった・・・

そう、一番安くて確実なのはカルタヘナまでの飛行機なのだ。

多くのアメリカ大陸を横断するチャリダーさんも、情報を仕入れるだけ仕入れて結局はここだけは空路を使うのである。

で、パナマの写真だが・・・

ここ、犯罪多いので警戒して写真撮ってません・・・

いや、ほんと多いんですと言いたい所なんですけどね、そう聞かされてたんで、チキンなので撮ってません。


撮ったのは・・・パナマ運河の写真だけなんですね・・・
だから、題名もパナマシティではなく、パナマ運河なんですはい・・・



パナマ運河は、パナマシティのちょいはずれ、というか、まあバスに乗ればすぐなのだが、まあ、そういう所にある。
この線路、最初何なのかなと思ったら、たぶんだけど、運河航行中の船を引っ張る機関車用のやつなのだと思う。




で、船が見えてくる。



世界どこ探しても、航行中の船が自分の目線より上にあることなんてここ位だと思う。



で、行って見ると、船が通過中だった。
で、みんな大抵ここ来ると後悔する。

何故なら、船が一隻も通らないからだ。
で、何故私がこんな写真撮れているかというと、私のルーズせいで夕方でかけたからである。

そう、ここ、夕方にならないと船通りません。



基本的に、パナマ運河は二隻分が通行可能となっていて、仮想戦記によくある魚雷一発でパナマ運河
航行不能なんてことにはまずなりません。

で、大抵交互に使用されるようですねえ・・・
目の前のLPG船が行った後、奥に写っている客船が手前の運河を使用します。



アプト式なので、通行中の船の水位を太平洋の水位まで下げて、船を通過させます。
その水位差は一箇所でこんなもの。
って縮尺がわからんから判らんか・・・・




運河航行中の船は、大体船を停止させているようですね。
運河航行中はこんなのが船を引っ張っていきます。



タグボートに曳かれて客船がやってきました。



で、下の水位まで船が下がります。







水位差はこの写真が一番わかりやすいかな?







ゲートはこんな感じ。
一箇所に付き二つのゲートがあり、
このゲート二つとも破らなければ、パナマ運河は使用不能にはなりません。
(一つだけならしばらくの間「だけ」通行不能にはなる。)



どんだけ船が近寄るかと言うと、こんな感じ。







デジタルじゃない、フィルム一眼レフの105mmズーム一杯です。
ここまで船は寄ります。


パナマ運河、ここはミラフローレスロックですが、ここのみやげ物屋にパナマ運河防衛史が置いてあります。
私が買わなくて死ぬほど後悔した本です。

これをさらっと立ち読みした程度ですが、大日本帝国海軍が如何に脅威だったか、
伊400と晴嵐の写真入で記述されています。

そりゃあまあ、ここを標的にし、かつその能力があったのは歴史上日本海軍くらいでしょう・・・
英国海軍もそうだろうけど、アメリカと戦争してねえじゃん(笑


その後、私はここで飲んだくれてカルタヘナに飛ぶのであった。

大抵ネタにするんだけどね、ここでフランス人とラムを二人でラム&コークにして一瓶半空かして、
翌日二人とも見事に二日酔いのゲロゲロになり、しかもフランス人の方は「海路でコロンビアに行くんだ!」
と抜かしてたので、前日買出しに行くときに(この時点でラム一瓶が空いている)
「おまえ、明日コロンビア行くんじゃなかったのか」
「いや、明後日だ」と訳のわからん事抜かしてたら案の定、顔面真っ青で私に
「じゃあな」
と別れを告げたのである。

船酔いで二日酔いってどんな気分なんだろう・・・
想像したくない・・・・・・・

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